リハビリ室の治療器②
いよいよ8月!
足立区綾瀬はやっと梅雨明け?
・・・これから、どんどん暑くなりそう。
こんにちは。
makkiiです\(^o^)/
前回に引き続き。
たくさんの治療器の、
働きぶりを
ご紹介します(*^_^*)
水治療法用圧注装置(すいちりょうほうようあっちゅうそうち)
通称・・・オンパー。
浴槽内の湯に
特殊な噴流(集束気泡群)で
大音量の超音波を発生し,
超音波による刺激を行います。
湯による温熱伝導(皮フ表面からの温熱の伝わり)
水の持つ物理特性
集束気泡群による刺激(マッサージ効果)
集束気泡群による運動効率向上
超音波による深達性温熱効果
(筋肉など深部組織に温熱効果を与える)
一定以上の大きさの超音波を人体に
照射してしか得られません。
この超音波に関わる性能基準は
JIS T 0601-2-201やJIS T 2005といった,
これら医療機器のJIS規格により定められています。
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捻挫などによる炎症の治療 捻挫をすると,当初捻挫をした患部の筋肉や腱が損傷を受け,様々な反応が起こります。 その反応の結果として生じる症状が「発赤(はっせき:赤くなる)/発熱(はつねつ:熱を持つ)/腫脹(しゅちょう:腫れ上がる)/疼痛(とうつう:いたむ)という炎症四徴です。 この時期は,物理療法としては冷熱を活用し,患部を冷やすことで,四徴を抑制するなどコントロールします。 水治療法は,炎症回復期に活用します。 損傷した組織が修復するためには,活発な細胞分裂によって,損傷した部分を修復しなければなりません。 その修復のために必要なことが,細胞が代謝を行うために必要な栄養素や酸素を十分に供給すること。 栄養素や酸素は体内では血液によって運ばれています。 その血液の流れを集中的に患部部分でよくするために,水治療法によって,あたためるのです。 |
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骨折後の関節拘縮(かんせつこうしゅく:かんせつのこわばり)の治療 骨折をすると,骨折した部分を整復(せいふく:もとにもどす)し,仮骨(かこつ:骨がつながるときにできるもの)が形成され,骨折部が接合するまで患部を固定します。 固定の期間は骨折の状況にもよりますが,問題は骨折部を固定したことによって,その患部の筋肉をほとんど動かすことができなくなってしまうことです。 筋肉は廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)といって,動かさないとどんどん筋肉が細くなり力が出せない,また固くなり伸びにくくなる,無理をして動かそうとすると痛みを感じるといった状況になっていきます。 水治療法は骨折後に活用します。 筋・腱といった軟部組織(なんぶそしき)は,温度が上昇すると伸びやすくなる性質を持っています。 そのため,筋・腱の温度を上昇させ,伸び易くさせ,その状態のまま水中で抵抗を利用しながら運動を行うことで筋肉を鍛えて,筋力を向上するのです。 このとき,患部の重量を感じるより,水中で浮力によって患部の重量を支える必要がない方が,必要な筋肉を直接的に動かし易くなります。 |
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少しでも楽になるよう、
お役に立ちたいと、
あやせ駅前整形外科・内科の
スタッフがお持ちしております!
ぜひ、お気軽にご相談くださいね。
今日は、リハビリ室の治療器のお話でした。
では、また(^.^)
by makkii
あやせ駅前整形外科・内科では、
整形外科、内科、リハビリテーション科、循環器内科。整形外科の医師による、巻き爪治療やフットケア・靴外来・訪問診療も行っています。足立区綾瀬駅西口徒歩1分。平日は7時まで、土曜日も5時まで診療しています 。
2009年08月03日