タコとウオノメ、イボの違い
こんにちは、近藤です。家庭の医学という本があります。
皆さん、ご存知の方が多いと思います。
私も子供の頃に家族や自分が具合悪くなったりした時に、本棚から引っ張り出してこの病気では?と心配したり、怖いもの見たさにいろいろと読んでは不安で寝られなくなったりということがありましたねぇ(^^;)
その家庭の医学(携帯版)から執筆依頼がありました。
フットケア外来に関しての質問に答えるという内容です。
今の時代は家庭の医学も携帯版!なのですね。
昔、広辞苑や百科事典などの並ぶ本棚から価値の医学を取り出して
こっそりと(別に悪いことをしているわけではないのですが…)読んでいたあの頃を懐かしく思いだしました。まさに隔世の感!)
原稿の内容はウオノメとタコ、さらにイボの違いについての解説でした。
ウオノメとタコは足の裏などに部分的に体重が集中するなどして、皮膚が対応して厚くなる(角質化)がおこったものです。
それに対してイボはウイルス(ヒトパピローマウイルス、HPV)による感染症です。足底のイボは小さい時は皮膚にめり込んでいてウオノメと間違えやすいので注意が必要です(特に子供の場合が多い)。
治療方法も異なります。
ウオノメとタコは原則として厚くなった皮膚を削ることが基本ですが
ウオノメは、薬品を使う、切除する、冷凍させて取る、レーザーや電気で焼いて取るなどの治療を行うことが基本です。
医師にアドバイスをもらうほうがいいでしょうね。
次回はそれぞれの治療方法等につきお話ししましょう。
なお家庭の医学は7月から配信の予定とのことでした。
本日は家庭の医学、タコとウオノメ、イボの違いについてのお話でした。
近藤 光一
2008年06月22日